八月の夢・後編




 8月31日イン・ザ・ドリーム。
 現実の日付は29日だ。
 僕の仮説を裏付けるが如く、今日の夢はいつもと様相が違っている。舞台は“僕の部屋”だった。そして彼が傍らにいる。彼だけがいる。涼宮さんも長門さんも朝比奈さんもいない。全員で集まったあとこっそり二人で抜け出したわけではない。初めから二人きりだった。
 今日はいつもの集まりがない日。涼宮さんが昨日の活動の後、「明日は休み!」と言い、だというのに僕たちは番のおしどりのように片時も離れまいと朝のうちから一緒に過ごしているというシチュエーションだ。一瞬、僕自身の夢の中かとも思ったが、腹の奥に走る独特の感覚がそれを否定する。ここは、間違いなく彼女の夢。多分涼宮さんは自分の夢の中では夏休み最後の日を一人自室で過ごしているのだろう。
「ループは決定なのか?」
 彼が悔しそうに爪を噛む。夏休みの繰り返しを認識してから、この人は色々やったのだ。何一つ協力しない僕を尻目に、涼宮さんが望みそうなことを片端から。そしてどれも手ごたえがなかった。
 どうでも良いことだけど、今僕たちが居るこの部屋は随分と広々とした洋間だった。月9のドラマに出て来そうなインテリジェンスな内装で、新築分譲マンションのモデルルームのような最新設備が備わっていた。これは涼宮さんが抱く想像の僕の部屋なのだろう。実際の僕の部屋はこぢんまりとした1DKで居住区は畳間、オール電化ではなくガスコンロと扇風機が活躍している。食べ散らかしや脱ぎ散らかしこそないけれど、雑誌類,本類,機関絡みの資料が机から手の届く範囲に散らばっている。
 システムキッチンの隅に置いてある冷蔵庫は一人暮らしだというのに随分立派だ。料理をする実家住まいの女性が考えることだからか、4人家族をまかなえそうな400リットルの冷蔵庫の中には常備菜のタッパが3つ4つ。…誰が作るか、こんなもの。僕に対する涼宮さんのイメージを少し修正させて戴く必要がある。その必要がある未来が訪れるのなら、だけれど。
 冷蔵室にあったピッチャーから麦茶を注いで彼の前に置く。
「その件につきまして、一つ、心当たりがあります」
 出来れば触れずにおきたかったのだが、ここまでお膳立てされては腰を上げないわけにはいかない。二人の時間をやるからカタを付けろというのだろう、我らの神は。
「ハルヒのし残したことが分かるのか?」
「涼宮さんがしたいというより、僕たちにさせたいことでしょうか」
「俺たちに?」
「ええ、僕たち二人に。…つまり、僕たちの関係の清算です」
「…清、算…?」
「そうです、清算です。涼宮さんは僕たちを別れさせたがっていると推測します。
 涼宮さんがあなたを憎からず思っているのは周知の事実です。僕たちの深い関係を喜ぶはずがない。勿論涼宮さんは僕たちの関係を確かに気付いているわけではないでしょう。気付いていれば、閉鎖空間なり世界の改変なり、もっと直接的な働きかけをするでしょうからね。
 僕たちの関係には気付いていない。でも、行動の端々から違和感を憶えてはいる。あたしの知らないところで楽しんでいる、くらいは殆ど顕在意識に近いところで感じているでしょうし、深層意識下ではすっかりばれているのでしょう。
 こんな関係を涼宮さんは望まない。けれども、僕たちをSOS団の仲間として大切に思って下さっている。だから、これまでの叛心は不問に付すから綺麗に別れなさい、と、それを待っているのだと思います」
 多分そういうことなのだ。
 正確に言うと、僕たちでなく、僕に向けられた警告。
 あたしの夢の中で、あたしのキョンを、あたしに断りなく弄ばないで、という。
 如何に意識は個々のものといえ、ここは涼宮さんの夢の中だ。不埒なことをしていて隠し通せるはずはなかったのだ。
 今回の夢が最後通告なのだろう。何度目の最後通告かは知らないけれど、初めてではない。そして今までは全て突っぱねて来たのだ。それがこのループの原因だと、根拠はないが確信していた。
 潮時だ。
 夢を良いことにこれ以上の勝手をしてはいけない。まして、涼宮さんの夢だ。
 全てを受け入れてくれる夢より、思い通りにならなくとも現実の彼のほうが良いと思ったではないか。夢じゃ物足りなかったじゃないか。
 戯れ言から始まった愛だ、戯れ言で終わらせるが相応しい。
 彼のことなんか好きじゃない、好きじゃない、いいや、好きだけど恋人になりたいわけじゃない、良い友人で居たいのだ。やっと出来た大切な人だ、一方的な陵辱を望んでいるわけではない。
 夢で歪めてしまった関係を現実で修正しよう。
「い、嫌だぞ、俺は!」
 彼の裏返った声が僕の思考を裂いた。
「別れるなんてそんなの、俺は絶対嫌だからな!」
「…あの…?」
「ハルヒが俺たちを別れさせたがっている?そんなバカなことあるか!あいつは俺たちの関係に気付ちゃいないだろうが!」
「…いえ、深層意識下でですね」
「第一別れさせようとしてループさせるだなんておかしいだろうが!夏休み終盤の2週間という期間に、俺たちのことは関係ない。SOS団が集まった日からということは皆でやりたいことがあるって考えるのが普通だろう!どうしてそう突拍子もない方向に考えが飛躍するんだ!
 それとも、あれか?こんな関係嫌になって、そろそろ終わらせたいと思ってハルヒをダシにしてんのか?だとしたら最低だぞ!」
「いえ、そんなことはありませんが…。…あの、あなた、僕と別れるのが嫌なんですか?」
 信じられない面持ちで問うと彼は顔を真っ赤にして目を吊り上げた。
「…っ!ったりまえだろーが!好き合ってんだぞ!?惚れてんだぞ!俺はお前が好きなのに、何で別れたがる!!」
 驚きのあまり、僕は暫く言葉が出なかった。頭が真っ白になり、何も考えられなくなった。
「あなた、僕のこと好きだったんですか?」
 思わず口にした言葉に、彼の怒りは爆発した。
「何寝惚けたこと言ってやがる!すっ…好きだったんですか、だと?!おまえ、おっ、おっ俺を何だと…!」
「いや、でも」
「でももストライキもあるか!散々好き勝手しやがった癖に!惚れてんじゃなきゃ許すわきゃねーだろうが!!」
「ぼ、僕はてっきり、あの…」
「てっきり、何だよ!誰にでも尻差し出す節操無しだとでも思ったか!ああ!?」
「いえ、まさか。ただ、あの、あなたは優しいので、僕があまりにしつこく迫るからほだされて許してくれていたのだと…」
 もっと言うなら暗示にかかって流されているだけだと。確固たる意思などあるはずがないと。
 次の瞬間、右頬に彼の平手が飛んできて、頭が外れるかと思うほどの衝撃が走った。
 夢だから痛くはない。打たれた頬はちっとも痛くない。けれど、胸の奥が破裂したかと思うくらい強い激痛に襲われた。
 彼は今にも泣き出しそうな真っ赤な目で、もの凄く傷付いた顔をしていた。僕の所為だ。そんな顔をさせてしまったことに酷く狼狽した。
 謝らないと…と思った瞬間、彼が抱きついてくる。
「…すまん」
 打って変わった沈んだ声で囁かれ、僕は更にうろたえる。あなたが謝る必要は少しもないのに。
「そういや、俺もちゃんと言ったことなかったよな…。お前に好きだって言われて、言われっぱなしでそれに甘えていた。言わなくても分かってるだろうって怠けてた。悪かったよ。
 お前が好きだ、古泉。俺はお前に惚れている。別れるなんて絶対嫌だ。俺たちのことはループには関係ねーよ。だから…」
 信じられない思いで、のしかかる体に手を回す。
 僕が好き?まさか!
 この彼は夢の中の人だけど、意識は彼から引っ張られてきている。暗示にかけることは出来ても積極的に僕に都合のいい言葉を言わせることなど出来ない。それに僕は、別れ話に合わせた雰囲気を作っていたはずだ。彼はそれに影響されるはずだ。
 混乱している頭にダメ押しの一言が降り注ぐ。
「好きだ、お前が」
 切なくふり絞った声にようやく僕のさび付いた神経が彼の言葉を脳に伝えた。
 この人は、僕が好きなのだ。
 目頭がじんと熱くなる。
「…はじめて、あなたから告白されました…」
 すまん、と返されとうとう涙がこぼれた。
「…す、き…、僕も、あなたの事が好きです…」
 しゃくり上げ乍ら、搾り出すように、うわ言のように口にすると、彼は少し体を離して僕を見つめて微笑んだ。
「なんか、俺も今初めてお前から告白された気がする」
 その言葉は心外だった。流れていた涙が止まる。
「…聞いていなかったのですか?僕はずっと言っていたじゃないですか。会う度に好きだって」
「怒るなよ。お前はいつも余裕綽々って感じでだったじゃないか。下手にハンサムだから口先だけのホストみたいで、上手くあしらわれるるだけにも思えて本気で言ってるのか疑っていた。けど今のはキた。本気で惚れられているんだって実感したぜ」
「………」
 僕は何も言えずただ彼を抱きしめた。最初はまさに口先だけだった。そんな気持ちはなかったのに  少なくとも顕在的には  ゲームを仕掛けるように暗示をかけた。ただの遊びで、嘘を吐き通せたことにほくそ笑んだ。好きだと気付いてからも、ここはどうせ夢で、真剣になるのがバカらしいと…、現実では違うことが寂しくて、何もかも手放して踏み込むことは出来なかった。好きなのは本当だけれど、全力で告白してはいなかった。受けるあなたもどうせ夢、まやかしなのだからと。
 言葉の裏に潜んでいたそういう気持ちが僕の本気を隠し彼に信じさせなかったのだろう。
 今、心の壁を取り払い、後戻りできないほど真剣に、思いをぶつけた。彼に届いた。嬉しい反面、後悔めいたものも顔を出す。
「ごめんなさい…」
「ああ?」
「好きになってしまって。
 僕があなたを好きになって、そう言い続けてきたからあなたは、僕を好きになったのかもしれない」
 僕を好きだと言ってくれた、その言葉は嘘ではないかもしれないけれど、きっかけは間違いなく僕が悪戯で始めた暗示だ。最初にあんなことをしなければ、その後も関係を続けなければ、彼が僕を好きになるだなど、たとえ夢の中ででも僕が好きだから別れたくないだなど言うまでになることはなかったはずだ。
 ため息とともにぴしゃりと頬を叩かれた。但し、今度は軽く。
「好きだって言っているだろ。きっかけはお前の強引なアタックかもしれんが、今じゃすっかり俺もお前にやられてんだ。自信を持てよな」
 そう言って僕を覗き込む笑顔の何と清しいことか。
 一度吹っ切れてしまうとこの人は強い。行動に迷いがなくなり一本気になる。一方の僕は、一つ結論が出たことでも、何度でも疑り思考の堂々巡りをしてしまう。
「僕は鬱陶しい人間です」
「うん?」
「あなたがどう尽くしてくれても疑ってしまう。僕の思いに引きずられているだけじゃないかと。
 あなたが信じられないのではありません。僕は、僕自身を信じられないのです。あなたに愛される資格があるとは到底思えない」
「それを言ったら俺の方だろうが。なんだって顔も頭も良いお前が、俺みたいな平凡でとりえのない男を選ぶんだよ」
「あなたは魅力的ですよ。度量が深くて芯が強くて、内面がとても美しいです。でも僕は…、今あなたが上げた僕の美点は表層的なもので、心の奥には醜い獣を飼っている。それを見せてしまえばあなたは僕に愛想をつかします、あなたは僕の本性を知らない」
 夢を良いことにあなたの心も体も弄んだ。それを悪いこととは思わなかった。今でも、本当に悪いとは思っていない。これであなたが手に入るというのならこの悪事を一生隠し通す気でいる卑怯者だ。好かれて良いはずがないけれども自分から断罪を求めることは出来ない。ずるい人間なのだ。
「誰だって他人の心の奥は分からねぇよ。でもな、それと同じように自分の心のうちってのは案外自分でも分からないもんだぜ。分かったつもりでいてもな。他人の方が見えていることだってある。俺はお前のことは鬱陶しくて胡散臭くて腹黒い部分もあると思っている。それでも、そういうところも含めて好きだ。気に入らないところは、まあこれから見つかるかもしれないが惚れた弱みで目を瞑るか譲れなければ正そうとするだろう。もしかしたら一生気付かず終わる性質もあるかもしれない。だが今の俺は間違いなくお前が好きだ。他人の為に別れたくはない。それが俺の紛うかたなき本心だ」
 その“本心”は何処から来ました?いつからあなたは僕を好きでした?僕のどこが、何故僕を好きなのです?…僕の暗示の所為でしょう?あなたの意思ではないはずだ。
「…なあ、どうすれば信じられる?態度か?それとも言葉か?百回言えば信じられるか?それとも千回?俺はちゃんと俺の意思でお前が好きだって、信じられるまで幾らでも言ってやるぞ」
 この献身的な優しさは一体どこから来るのだろう。愛されているからだと思うにはまだ僕たちの付き合いは短すぎる。僕みたいな人間には想いの強さや深さを浸透させるには気が遠くなるような時間が必要なのだ。
「数じゃありません。一万回言われても疑ってしまう。そしてあなたはそれをいつしか鬱陶しいと思ってしまう。あなたを信じられない僕を嫌いになるに違いないと不安になる」
「………」
「それでも、そんな僕でも見捨てず、ずっと傍にいてくれれば…二十年くらいすれば、その時のあなたの気持ちは疑っても、遡って今の気持ちが本当だったのだと確信出来る気がします」
 僕みたいな猜疑心の強い人間の心を氷解させるにはそれくらいの時間が必要なのだ。ライターで氷山を溶かそうとするくらいの根気が要る。まだ二十年も生きていない身で何を言うかと笑われそうだけれど、つまりそれくらい気の遠くなる時間を覚悟して欲しいということだ。
 流石に彼の顔が曇る。ただし、懸念したのとは別の意味でらしい。
「二十年後まで、お前こそ俺を好きなのか」
「それは請け負います。鬱陶しいだけでなくしつこい性格でもありますから」
「…そこは胸を張るところじゃねーだろ…」
 呆れて、けれども彼はしゃーねーなと笑った。
「じゃあ二十年は猶予してやる。そん時に信じてくれりゃ、それで良いよ」
 そう言って彼は僕にキスをした。ねだってもいないのに彼からしてくれたのは初めてだった。
 お約束のようにその後セックスになだれ込んだのだが、いつもと違い彼が主導権を握った。
 そんなことしてくれなくて良いと固辞するのを聞かず僕の性器を口に含んだ彼は、たどたどしい舌技で僕を絶頂へと誘い、吐き出した精を顔を顰めながらだったけれど飲み下した。
 もの凄く嬉しかったが、断じて僕は望んでいなかった。彼の口の中で果てるなど、彼を汚すようで  今更  したくはなかった。
 「俺がしたいんだ」と言って僕を仰向けにし腰に乗り、自ら動いた。
 その言葉に興奮し、今まで味わったことのない快楽に酔いつつも、僕の心は出口の見えない迷宮を彷徨っていた。
 あなたは、誰です?
 あなたは、あなたですか?
 僕の上で嬌声を上げ乍ら打ち震える彼を眺めつつ、もどかしいまでの飢餓感を抱えていた。




 見知らぬ僕のベッドに横たわって彼がすやすやと寝息を発てて眠っている。
 今の彼の意識は彼本来の体に戻っているのだろうか。それとも、まだ僕の傍ら、まぼろしの体に留まっていてくれているのだろうか。
 こんな穏やかな寝顔をこの夢世界で見るのは初めてだ。現実では合宿の時とか放課後、涼宮さんのいない部室でとか不思議探索で二人きりのチームになった時とか  真面目にやってられるか、俺は寝るから時間になったら起こせよと言い  見たことがあると言うのに。
 いつもは気絶することはあっても終わって眠りにつくまで夢が持たない。…いいや違う、夢が終わるまで僕が彼を離さないのだ。気絶してさえ、頬を叩いて引き戻していた。
 泣き濡れてなお快感にあえぐ彼の姿こそ蠱惑的でそれに勝るものはないと思っていたのに、こうやって無防備に僕の横で眠っていられると満たされた喜びを感じる。繋がっていた時はもっと、まだ、と貪欲は深まるばかりだったのに、離れて、見詰め合ってもいないのに満たされるだなんて。皮肉な話だ。

 僕を好きだ、と彼は言った。
 夢の中とはいえ自分の意思で。
 嬉しいけれど、怖い。
 あれはどこまで本当の彼なのだろう。夢の中の僕と、現実の僕とをどこまで重ねて見てくれているのだろう。

 周囲の輪郭がぼやけてきた。涼宮さんの目が覚める。
 もう一度彼に触れたいと手を伸ばしたけれど、寸前のところで間に合わなかった。霧にさらわれるようにして彼は、僕の前から消えて行った。


 目を覚ました僕の顔は涙でしとどに濡れていた。夢の中では、終盤は涙していなかったから、これは僕の現実の体が流した心のサインなのだろう。
 最後に彼に触れられなかった事が逆に手に空虚な感触として残った。
 彼に触れたいと思った。
 夢の中でなく、実体で。いつ消えるか怯えながらでなく、常に在る実感を伴って。僕だけを見ていなくて良いから、だって僕以外のものを見つめる彼を見るのも好きだから、傍に居て欲しい。
 現実の眼差しで僕を見て、現実の声で僕を呼んで、現実の腕で僕に触れて欲しい。いくら好き勝手出来ても夢では虚しい。
 今やっと、そう思った。
 思い通りになるから夢の方が良いだなんてとんでもない。現実に影響がないから好きに出来るだなんて。
 思い通りにならなくても彼自身の反応が欲しい。

 このループから抜け出すことが出来たら告白しよう。
 そう決心した。
 夢では応えてくれた彼、現実でも応えてくれるとは限らない。それでも、夢の中とは言え「好きだ」と言ってくれたのだから、手酷い仕打ちは受けないだろう。いや、この際受けても良い。拒絶され、蔑まれても、僕は現実でこの想いを伝えたいし、夢でない現実の彼に答えて貰いたかった。
 勿論、受け入れられなければ辛いし嫌だ。でも人の気持ちは不変ではない。夢の中では僕の気持ちも彼の気持ちも変わっていったではないか。嫌われてしまっても、そこからなびかせる努力をすれば良いではないか。怪しい力の作用する暗示の利く空間で手っ取り早くでなく、徐々に、確実に。その為にまず第一歩を踏み出さなければ。
 全てはそれからだ。

 僕は今初めて本気で、未来が欲しいと思った。






−「九月のうつつ」に続く…と、良いな−





取り合えずアップしてみましたが、なんかこー、色々ぐたぐたになったのでそのうち修正するか下ろすかするかもしれません。面倒になってしないかもしれません(笑)。
続きですが…。一応一通り書いてはあるのですが、今回以上にぐだぐだなのでなかったことにするかも…。まあ、「告白して両想いになりました」という話です(笑)。
上げるにしても、コミケ原稿に目処が立ってからですかね。